だらずだらじゃず

【 50~90年のジャズレコードを紹介します 】

№3 偲ぶプレイは、マイルドに《ファラオ・サンダース(ts)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ファラオ・サンダース」のレコード紹介です。音符

 

別人か?フトトーンのサンダースが登場。
むしろ、ゴルソンがなプレイの時も。

「For John」って、しさの想いか。

 

一句

 “For John ぶプレイは マイルドに”


③『ディス・イズ・フォー・ユー・ジョン』(83)
《This Is For You, John/Benny Golson/Pharoah Sanders
ファラオ・サンダース(ts)、ベニー・ゴルソン(ts)
シダー・ウォルトン(p)、ロン・カーター(b)、ジャック・ディジョネット(ds)。

Pharoah Sanders(ts) Blog紹介》
②『Reunited/Elvin Jones』(82)(続)№2 落雷響け、爆裂音《ファラオ・サンダース(ts)》 - だらずだらじゃず


Benny Golson(ts) Blog紹介》
⑥『Time Speaks』(82) №6 クリフォード!偲ぶ想いは?《ベニー・ゴルソン(ts)》 - だらずだらじゃず


コルトレーンが他界した67年。

それまで2年間をにしたサンダース。

 

当③のリーダーは、同じテナーのゴルソン。
コルトレーンスペクトしたアルバムである。
だから、ゴルソンはサンダースを起用したのか。

ゴルソン&サンダースって、水と油。
ソフト派&ハード派、と思う程タイプが異なる。
コルトレーンの生きし、そんな役割で参加。
と思ってたら、とんだ間違いのようです。


当③は、②『Reunited』の翌年の録音。
ところが、②のハードな面影は一切無い。
人の如く、ソフトトーンのサンダースへ変身した。

ある時には、ゴルソンの方がなプレイに。
それほどサンダースの音は、マイルドに変わった。


時には、脈絡のないフレーズが。
擬音?効果音?と思うほど八方破れに。

そんな本質剥き出しな表情を出したりはする。
とはいっても、音質はあくまでもイルドです。

 

 一句

 “For John ぶプレイは マイルドに”

 

となると、コルトレーンのリスペクトって何?

「For John」ってのは、しさのプレイか?

と、色々想うところの多い一枚ではあります。
 

音譜「Origin」 サンダースのオリジナル、最もなプレイで聴かせてくれます。


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(続)№2 落雷響け、爆裂音《ファラオ・サンダース(ts)》

音譜今年一年、ご訪問頂きありがとうございます。
 ジャズサックス「ファラオ・サンダース」のレコード紹介です。音符

 

爆発・暴発・裂音の連続、サンダース。

ドラムもギターも叩きつける、力音。

騒乱の音場を一、まさかのピアノが・・・

 

一句

 “爆裂だ 落響け サンダース”



⑯『リユナイティッド』(82)
《Reunited/Elvin Jones/Pharoah Sanders

ファラオ・サンダース(ts)、

エルヴィン・ジョーンズ(ds)

マッコイ・タイナー(p)、リチャード・デヴィス(b)、ジャンポール・バーリー(g)。

 

Pharoah Sanders(ts) Blog紹介》
①『Live・・・』(82)
№1 馬鹿には出来ぬか「繰返し」《ファラオ・サンダース(ts)》 - だらずだらじゃず

 

Elvin Jones(ds) Blog紹介》

⑦『Earth Jones』(82)№7 叫ぶ鶏・百羽!&消化不良ドラム!《エルヴィン・ジョーンズ(ds)》 - だらずだらじゃず

 

Mccoy Tyner(p) Blog紹介》

⑰『Just Feelin'』(85)(続)№17 歌伴ピアノ?何処へいく《マッコイ・タイナー(p)》 - だらずだらじゃず

 

こりゃぁ~、まるで力だ。
タコ足八本打法で叩きまくるドラム。
雷を何発もくらったように、ドラムが打ちつける。


ギターコードを叩きまくる、割れた音。
ギター&ドラムのアクセントが重複し、音はさらに過激に。

サンダースのテナーは、爆裂音で弾ける。

フレーズもへったくれも無い、まさに暴発音。
喚くは悲鳴るは、怪の雄叫びの如しである。

こんな暴発・爆裂音が延々と続く。
とにかく耐えて、え偲ぶ根性で聴くサウンドだ。

 

 一句

 “爆裂だ 落響け サンダース”


おもむろに、マッコイのアドリブが始まる。
ピアノが乱れきった音場を一し、響き渡る。
ジェントルなピアノが、場を静めてくれてるように。

さっきまでの騒乱は何だったのか。
と思わせる、れるピアノに“ほっ”とする。
まさしくピアノ版シーツオブ・サウンドである。


そんな凄まじい曲は「Hip Jones」。
残念なのは、サンダースはちょい役のようで。
この曲を除き、出番が少なくちょっと残念。
コルトレーン現?そんなイメージが付きまとうサンダースである。

 

音譜「Hip Jones」 力づくで吹きしてくるサンダースを楽しんで下さい。


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(続)№3 抜ける声、ビルの街に《ジューン・クリスティー(女性Vo)》

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「ジューン・クリスティー」のレコード紹介です。キスマーク

 

バラードの“ぢっとり“より、ズミックに。

瑞々しい若さに溢れ、会っぽくモダンに。

オリジナル盤の音の、贅沢な空間に浸り・・

 

一句

“リズミックに ける街角 ジャズヴォーカル”



③『リコールズ・ゾーズ・ケントン・デイズ・デイ』(59)
《June Christy Recalls Those Kenton Days》
ジューン・クリスティー(vo)、ピート・ルゴロ(orch)。

 

《June Christy Blog紹介》

②『The Misty Miss Christy』(続)№2 ミスティーに、ハスキーに《ジューン・クリスティー(女性Vo)》 - だらずだらじゃず

 

《女性ヴォーカル ブログ紹介》

①『Born On ~/Cleo Laine』№1 何でもお任せ、イギリスに《(UK)クレオ・レーン(女性Vo)》 - だらずだらじゃず


ジューンは、この時34歳。
とてもとても、そんな年齢とは思えない。
々しい若さに、満ち溢れている。
都会的でモダン、クールな歌声がまさに爽快だ。

59年当時のジューンの瑞々しい歌声。

純な声質で、耳元に届いてくる。
々しい声が、ハスキーに抜けてくる。

 

そして、ビッグバンドの生っぽい迫力の音圧。
ヴォーカルのリジナル盤を聴いている。

贅沢な空間に浸る、そんな音が楽しめます。

バラードで“ぢっとり“唄う。

むしろ、軽なリズムにのるジューンがいい。
「瑞々しい」若きジューンが堪能できます。

 

一句

“リズミックに ける街角 ジャズヴォーカル”


「It's A Pity To Say Good Night」。
♪お休みを言うのは惜しい。
 めての夜でも帰らなきゃならない。
 せめてお休みのキッスをして。

別れ際の残りしさを唄ったラブソング。
ジューンは軽快にスウィングし、聴かせてくれます。

 

キスマーク「It's A Pity To Say Good Night」コケティッシュに別れのしさを唄ってます。


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№1 癒しの、ラウンジ・ジャズ《ジャック・ウィルキンス(ts)》

音譜 ご訪問頂きありがとうございます。 
  ジャズサックス「ジャック・ウィルキンス」のレコード紹介です。音符

 

2018年、これが年のアメリカのジャズ?

フロリダ特有?半世紀はのぼるスタイルだ。

まぁ~るく・穏や~かな、ウンジ・ジャズ。

 

一句

 “青い海 すフロリダ ラウンジジャズ”



①『サンデイ・アト・ピラーズ』(2018)
《Sunday At Pilars/Chris Rottmayer/Jack Wilkins》
ジャック・ウィルキンス(ts)、

クリス・ロットメイヤー(p)、チャーリー・シルヴァ(b)、ウォルト・ハバード(ds)。

 

《半世紀は逆のぼった演奏 ブログ紹介》
⑨『Roots/Chico Freeman
(続)№9 トリビュート、もどき?《チコ・フリーマン(ts)》 - だらずだらじゃず

 

①『Septology/Kirk Macdonald』(22)№1 暗く煙る、森の音《(加)カーク・マクドナルド(ts)》 - だらずだらじゃず

 

うぅ~ん、これが年のアメリカのジャズ?
2018年のフロリダの録音を聴いている。
フロリダ特有なのかなぁ~?
とか、色々想わせてくれる演奏である。

こんなことを書くと、随分斬新なのでは?
と、思いがちになるだろうが。
全くの真逆で、半世紀はのぼるような演奏である。

素直に、4ビートが淡々と流れる。
ウィルキンスは、落ち着いたテナーを吹く。

まぁ~るく・太く鳴って、や~かに奏でる。
焦らすような・フリーキーな音、何てあり得ない。

フロリダの方って、こんなのがお好きなのか?
ウンジ・ジャズ、とでも呼びたいプレイだ。
パーティーでの、ちょっと“にぎわしい”ジャズ。

そんなイメージがつきまとうスタイルです。

 

 一句

 “青い海 すフロリダ ラウンジジャズ”

 

リーダーは、ピアノのロットメイヤー。
50年代のH.バップから熱量を取っ払った演奏。
どうも私には物足らなくて、トレスが溜まりそうで・・・・。

 

音譜「Weaver Of dreams」2018年のフロリダ・ジャズ、やかさに包まれてます。


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BG№4 当り前田の、トマト《米子 バーガーNRSA/Brand New-Old》

ハンバーガーご訪問ありがとうございます。
  グルメバーガーNRSA「Brand New-Old」の紹介です。ハンバーガー

 

ビーフだけのバーガー、どうも力が無い。

噛む度に“ごわっ・わっ”と、やるせない。

トマトのジューシー感、レタスのバリッと感。

まさに“口内調理”、良く出来たもんだと・・・

 

一句

 “バーガーや り前田の トマトかな”

 

①-1 New River-Side Air 玄関

 

①-2 New River-Side Air 玄関(レコード)



①-3 New River-Side Air『Brand New-Old』(1100円)

 

①-4 セット

 

観るからに、しい姿のハンバーガーだ。

ビーフ&ピクルスだけ、とは迫力が無い。

トマト嫌いのための、トマトとレタス抜きバーガーだそうです。

 

何年も通い続ける当店だが、めて食べた。

他店との比較のために、まぁ~一度は食べてみるかと。

 

これが、やっぱ美味くはない。

当然、肉感は充分楽しめるのだが。

噛む度に“ごわっ・わっ”食感が、やるせない。

 

トマトの役割は、肉とのジューシー感を味わう。

レタスは、食感の“バリバリ”感を味わう。

こんな旨さの要素を楽しむ、それがバーガー。

“口内調理”、バーガーの原点があえて解かった次第です。

 

 一句

 “バーガーや り前田の トマトかな”

 

ビーフだけで美味さを引き出すには。

ースをたっぷり・たっぷり加えれば良いのか。

そんなことを、店長と話しながら楽しみました。

 

№1 ごちゃ混ぜの、安っぽさか《(伊)ミシャ・ムロフ・アバド(b)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズベース「ミシャ・ムロフ・アバド」のレコード紹介です。音符

 

掴みどころの無い、“ごちゃぜ“ アルバム。

8ビートで“るんん”、4ビートは“ムーディー“

ディキシー? ブギウギ?のっぽさだったり。

 

一句

 “ごちゃ混ぜの らむ想い ジャズを聴く”



①-1『エフラ』(24)
《Effra/Misha Mullov-Abbado》
ミシャ・ムロフ・アバド(b)、

ジェイムス・デイヴィソン(tp,flh)、マシュー・ハード(as,ts)、

サム・レイプリー(ts,bcl)、リアム・ドゥナンシー(p)、スコット・チャップマン(ds)。



①-2 Ubuntuレーベル/UK(UBU0185LP オリジナル)

 

《ごちゃ混ぜジャズ ブログ紹介》

①『Cutting ~/Vaughn Nark』№1 和洋中・混ぜ込過ぎ弁当《ヴォーン・ナーク(tp)》 - だらずだらじゃず

 

①『Looking ~/Jens Winther』№1 何でもござれと、初作品《(デンマーク)イェンス・ウィンター(tp)》 - だらずだらじゃず

 

掴み処の無い、ごちゃぜのアルバムだ。
こんなアルバムが、英で流行っているのか。

8ビートで切れ良く、“るんるん”のりまくる。
と思えば、4ビートはまるでムードミュージック。
やたらしつこいのは、ディキシーのような。
ブギウギに似たようなっぽさで仕上げてくる。


どうにも・こうにも、何が演りたいのだろうか。
今時のしいジャズが、良く解らないのです。

 

リーダーは、出身のベースのアバダ。

英で活動し、当①は全曲彼のオリジナル。

2024年の演奏である。

作曲家としてのアバダは、良くらない。

前述したとおり、“ごちゃ混ぜ”内容だから。

つまり、良く解からないことが良く分かった。
 

 一句

 “ごちゃ混ぜの らむ想い ジャズを聴く”

 

ベース奏者としては、一曲聴かせ処がある。
「Subssonic Glow」でベースソロをとる。
ロン・カーターの、だるい「ぬめぇ~」の音。

そんな音は、出さないアバダ。
とにかく引きまった音が、野生的で抜群にいい。


レーベルはubuntu/UKで、現地録音。

肉感の絞り込んだ音は、質量もあり立派。
多分、ディジタル録音と思われる。
うねるベースソロは、ヴォリュームを上げると巻です。

 

音譜「Subssonic Glow」 ヴォリュームを上げ、巻のベースソロを堪能して下さい。


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(続)№9 避けて通る、エリート街道《フレディー・ハバード(tp)》

音譜ご訪問頂きありがとうございます。
 ジャズトランペット「フレディー・ハバード」のレコード紹介です。音符

 

所三人衆、見事な演奏を聴かす。

つのはラッパ、44歳のハバードである。

余りにも上手ぎて、好んで聴かないけど・・
 

一句

 “上手過ぎて けて通るや ジャズの道”



⑨『ザ・グリフィス・パーク・コレクション』(82)
《THe Griffith Park Collection/Stanley Clarke/Freddie Hubbard
フレディー・ハバード(tp)、

スタンリー・クラーク(b)、チック・コリア(p)

ジョー・ヘンダーソン(ts)レニー・ホワイト(ds)。

 

Freddie Hubbard(tp) Blog紹介》

⑥『The Body&The Soul』(63) №6 陽なた道から陰道へ《フレディー・ハバード(tp)》 - だらずだらじゃず

 

Chick Corea(p) Blog紹介》

⑪『December 5&6』(81) (続)№11 生々ピアノで、蘇れ《チック・コリア(p)》 - だらずだらじゃず

 

Joe Henderson(ts) Blog紹介》

⑨『Relaxin' At Camarillo』№9 時は経ってもインタープレイ《ジョー・ヘンダーソン(ts)》 - だらずだらじゃず


リーダーは、ベースのS.クラーク。
31歳のさで、大御所を従え演じる。
F.ハバード、ジョー・ヘン、C.コリア、見事な三人衆である。


目立つのは、ハバードのラッパ。
やっぱ凄い、44歳であっても立派なもんだ。
切れのハイトーン、メリハリある強弱。

そして、ダイナミックに暴れる音は、聴き応え充分だ。

 

自由奔放・四方八方に、フレーズが舞う。
次から次へ、フレーズが無限大に湧き出てくる。
余りにも巧過ぎて、危なかっしさ何か一切無い。
まさに物らしい本物、やはりエリート街道真っしぐらの人だ。

ハード・バップから新主流派の牽役となり。
フュージョンから何でもかんでもこなす。
そんなテクを思う存分聴かす曲は「Guernica」。

若干電気処理した嫌らしい音ではある。
空間をうラッパの音がいかにも自由奔放。
でありながらも、質の高いプレイが聴けます。
ただ、何故かしら好んでハバードは聴かないのです。

 

 一句

 “上手過ぎて けて通るや ジャズの道”

 

音譜「Guernica」 電化サウンドっぽいが、を舞うラッパを楽しんで下さい。


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