だらずだらじゃず

【 50~90年のジャズレコードを紹介します 】

(続)№3 ギリ枠の、安心感《ラニー・モーガン(as)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサクッス「ラニー・モーガン」のレコード紹介です。音符

 

リーダ作が乏しいから、又又・役盤を楽しむ。

枠からはみ出さず、リの緊張感で吹き切る。

安心&信頼の乗り、っぽく“るんるん“と。

 

一句

 “普通っぽく のって“るんん” 4ビート”



③『インサイド・アウト』(84)
《Inside Out/Bob Summers/Lanny Morgan》
ラニー・モーガン(as)、ボブ・サマーズ(tp,flh)、
フランク・スラッゼリ(p)、ジョン・ハード(b)、
チャック・フローレス(ds)。

 

《Lanny Morgan(ts) Blog紹介》
②『On Fire』(81)(続)№2 やっと聴ける、脇役盤《ラニー・モーガン(as)》 - だらずだらじゃず

 

①『It's About Time』(81)№1 悦に入った「独り占め」の喜び《ラニー・モーガン(as)》 - だらずだらじゃず

 

 

いいですねぇ~、この安定感のアルト。
ちょっとだけブリリアントに、そして一杯に。
少しの重みもあり、ストレートアヘッドにのる。

 


リーダー作の乏しいこの方、モーガン

②に続き、役盤を楽しみます。


リーダー作で紹介した①『It's About Time』。

①から3年後の演奏となる。
①より若干音のみが減ったのは残念。


とはいえ、H.バップど真ん中に変わりない。

“ぐいぐい”奏でるアドリブが、何ともいい。
時に情気味のハイトーンを混じえ、楽しませてくれる。

リーダーはラッパのサマーズ。
この方、ビッグバンドが本業。
通っぽい、当~り前の音で演じている。

ラッパ&アルト共にみ出すことのない方達。
巧いアンサンブルで魅せながら、“るんるん“楽しむ。

 

両者共に、アンサンブル上手の正統派の方。
ほぼ無名に近い扱いの方達、でもある。
と言ってしまえば、個に乏しいとも言える。
何てことの無いグルーヴなジャズ、ってのもいいもんです。

 

 一句

 “普通っぽく のって“るんん” 4ビート”


枠からはみ出さない、リを吹くモーガン
リーダー作①はベストだが、安心と信頼のこの1枚もいいもんです。

 

音譜「Autumn Leaves」 安心のテーマで、“るんん”のアルトを楽しんで下さい。


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№1 “だらっあ~“と、死神宿る《グレグ・マーヴィン(ts)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「グレグ・マーヴィン」のレコード紹介です。音符

 

「だらっぁ~」と、神が宿った音が。

入院者の顔付? 演奏も精気が無い。

Criss Crossレーベルに、さかこんなのが。


一句

 “だらっあ~と 死神宿る 界ジャズ”



①『ワーク・アウト!』(88)
《Workout!/Greg Marvin》
グレグ・マーヴィン(ts)、トム・ハレル(tp)、

ケニー・バロン(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、ケニー・ワシントン(ds)。

 

《同レーベル・同一協演 ブログ紹介》
①『'Bout Time/M.ルドーン』№1 ズドーンと、弾かぬピアノ《マイク・ルドーン(p)》 - だらずだらじゃず

 

このジャケット、滅亡的な入院者のような。
姿&顔付に、精気が感じられない。


「だわっぁ~・だらっぁ~」と、テナーの音が。
演奏も同じように、神が宿った音だ。
タンキングが、効いてないからか。

「だらっぁ~」と、音が出始めてくる。

 

ウォーン・マーシュを、もっとだらけた感に。
まるで、メリハリも・ケジメもないテナー。

のんべんだらりと、るくてしょうがないのです。

マーヴィンは、この時32歳。
バリバリに勢いづく、気盛んな年齢。
と思うのだが、節目のない・腐れた音がする。

 

 一句

 “だらっあ~と 死神宿る 界ジャズ”


録音も酷く、“けっ~“とした音質。

以前紹介した同じレーベルで音質を比べると。

マイク・ルドーン(p)の①『'Bout Time』。
レーベルは、Criss Crossで同年録音。

 

当レ-ベルはR.ヴァンゲルダーの録音が多い。

生々しく、楽器の輪郭がハッキリしている。
当①はそんな拘りもなく“ぼけっ~”としている。
まぁ~、とスッポンの出来としか言いようがない。

当①は、ハレル(tp)とワシントン(ds)が加入。

ルドーンも同じく両者と協演している。

両者のきの良さは、俄然後者がGood。


リーダーが異なると、こうも雲泥の差に。
何をとってもった出来のマーヴィン、としか言いようがない。

 

音譜「Subconscious-Lee」 だらっと丸くて、わっ~と速く流れていきます。


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(続)№2 やっと聴ける、脇役盤《ラニー・モーガン(as)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサクッス「ラニー・モーガン」のレコード紹介です。音符

 

大ファンだが、リーダー作が少なく役盤で。

ストレートアヘッドに王道を、“ぐいい“と。

モーガン&メンザ、乗効果で楽しめます。

 

一句

 “脇役や 吹けよここぞと 気をまし”

 

 
②『オン・ファイア』(81)
《On Fire/Les Demerle/Lanny Morgan》
ラニー・モーガン(as,ss,fl)、ボビー・シュー(tp)

レス・デマーレ(ds)、ドン・メンザ(ts,afl)
ジャック・ウィルソン(p)、ボブ・マグヌッソン(b)。

 

《Lanny Morgan(as) Blog紹介》

①『It's About Time』(81)№1 悦に入った「独り占め」の喜び《ラニー・モーガン(as)》 - だらずだらじゃず

 

《Don Menza(ts) Blog紹介》

⑦『Hip Pocket』(81)№7 剛腕勝負、とはいえバリトン?《ドン・メンザ(ts)》 - だらずだらじゃず

 

《Bobby Shew(tp) Blog紹介》

②『Breakfast Wine』(85)№2 豊なジャズが朝食を豊かに《ボビー・シュー(tp)》 - だらずだらじゃず


いい音させるねぇ~と、一人よがりで思ってる。
アルト特有の軽い音が、はしる・しる。
といっても、この方モーガンの音質は重い。
テナーかと思わせる程、ちょっと重量感がある。


大ファンのモーガンだが、リーダー作がない。
同年録音の①『It's About Time』を紹介した。
これより他に、リーダー作が見当たらない。
本当にこの方、無名扱いの方のようだ。

 

てなことで、当②の役盤を聴いている。
リーダーは、ドラムのデマーレである。
ビッグバンド風のドラムで、きっちりと決めてくる方だ。


3ホーンのンサンブルが聴き処。
ってな訳で、モーガンのアドリブは思う存分聴けない。

フリーキーな突拍子のない音は出さない。
ストレートアヘッドに“ぐいい“乗りまくる。
王道ど真ん中に、爽快感溢れる音が何とも気持ちいい。

 

 一句

 “脇役や 吹けよここぞと 気をまし”


テナーのメンザと感性が良く似ている。

アルト&テナーの重量感の違いはある。

モーガンのちょっとの荒っぽさもあったり。
とはいえ相性ぴったしで、乗りの乗効果を楽しませてくれる。

 

音譜「All Blues」 曲調のっこさを巧く活かして、爽快に聴かせます。


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№1 一曲探す、好きなもの《ジム・ヤング(p)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「ジム・ヤング」のレコード紹介です。音符

 

誰もが各自身手に、好きに演ってる。
だが本来のフリージャズは、“集の妙技”。

まぁ~、ちょっとした刺が欲しくて聴くかと。

 

一句

 “好きなもの 一曲す フリージャズ”



①『パズル・ボックス』(66)
《Puzzle Box/Jym Young's San Francisco Avatgarde》

 (Freedom/国内 PA9713)
ジム・ヤング(p)、ベネット・フリードマン(ts)、

ハーリー・ホワイト(b)、ジミー・メッシンガー(ds)。



①-2 オリジナル・ジャケット

(Internatinal Polydor Production/独 623 226)

 

《ちょっとだけフリージャズ ブログ紹介》

『Current~/Mark Helias』№1 もうちょっと、抑えてくれれば《(独)マーク・ヘリアス(b)》 - だらずだらじゃず

 

①『Makaya & The Tsotsis』№1 失茶化滅茶化、揺さ振る魂《(南アフリカ)マカヤ・ンツォコ(ds)》 - だらずだらじゃず

 

フリージャズと分りながら、初めて買ってみた。
テーマが竹林で、アドリブも意味不明。
まぁ~、テーマなんか多分意味をもたないのでは。

誰もが各自身勝手に、好きに演っている。
まぁ~、それも・これもフリージャズだから・・と。
“集の妙技”、これが本来の意義とは思うが。


理屈は誰でも分かってるが、そうは聴こえない。
特に、ドラムが身手に「バタバタ」やると。
そんなドラム、誰にでも出来るじゃない。
そう思いたくてしょうがない、のです。

 

B面は、きっちりとビートを刻んでくる。

だから、あえて買ってはみたのだが。
のない・ぎこちないアドリブのテナー。
まさにこれがフリージャズ、と言いたそうなフレーズで攻める。

リーダーのピアノのヤングは、どうかというと。
これがーソドックス過ぎ、不思議でならない。
普通のハード・バップで、ピアノを弾いてくる。

 

このピアノと狂ったテナーの取合わせが常。

テナーで息苦しく、ピアノで真ともな空気に。

そんな一面があるから、聴いてみようかと思ったのです。

 

 一句

 “好きなもの 一曲す フリージャズ”


ちょっとした刺激が欲しくて聴く一枚。
フリージャズ門編、って感じでしょうか。

 

音譜「Full Album」 3曲目は異常感もありますが、聴きく・激なプレイです。


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(続)№4 はしゃぎ唄う、喉焼けヴォイス《ジューン・クリスティー(女性Vo)》

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「ジューン・クリスティー」のレコード紹介です。キスマーク

 

♪庭を散歩し、入り江でスを交わす。

恋人と過ごす、かな夜のひと時を唄う。
“かすかす”ハスキーに、若々しく無気に。

 

一句

 “喉けの はしゃぎ唄うや クリスティー”



④『ア・ラヴリー・ウェイ・トゥー・アペンド・アン・イーヴニング』(85リリース)
《A Lovely Way To Spend An Evening/June Christy》
ジューン・クリスティー(vo)。


《June Christy Blog紹介》
③『Recalls Those Kenton Days』(続)№3 抜ける声、ビルの街に《ジューン・クリスティー(女性Vo)》 - だらずだらじゃず

 

《女性ヴォーカル ブログ紹介》

①『Vivacious/Ann-Margret』№1 想い込みの、スウェーデン《アン・マーグレット(女性Vo)》 - だらずだらじゃず

 

85年にリリースされているが、録音年は不明。
曲毎に歌伴が変わるせ集め盤と思われる。

ジューンの唄い方・声質は、LP丸ごと同じ。
速いテンポで軽快に唄ってくれる。

そんな曲ばかりを収録している。
まさに、ジューンのスキーでモダンな歌声で“るんるん“である。

 

 一句

 “喉けの はしゃぎ唄うや クリスティー”


1曲目のタイトル曲がなんとも瑞々しい。
♪庭をゆっくり散歩し、

 かな入り江でキスを交わす。
 月明りを浴び、お気に入りの歌を口ずさむ。

恋人と過ごす静かな夜のひと時を唄っている。
ジューンは明るく軽快に“るんるん”とばす。
歌詞の意味と少々不釣合いと思うんだが。
若々しくちょっと無気な表現が、なんともいいです。

 

キスマーク「タイトル曲」 “かすかす”の声で、“るんるん”飛ばして軽快に唄ってます。


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麺№37 虎視眈々、淡々の塩坦々《米子 今粋LABO/とろ~り塩坦々麺》

ラーメンご訪問ありがとうございます。
  米子 今を粋ろLABO「とろ~り塩坦々麺」の紹介です。ラーメン

 

透き通って“ろ~り“、ちょっと辛い坦々麺。

豚骨の旨さもなく、くっきり“”味はする。

旨さ・不味さより、期待どおりのド狙い。

 

一句

 “虎視眈々 塩坦々麺 々と”



⑦-1 今を粋ろLABO(鳥取米子市淀江町)


⑦-2 今を粋ろLABO 限定「とろ~り塩坦々麺」(1100円)

 

《今を粋ろLABO ブログ紹介》

⑥「彩華ラーメン」麺№35 “もどき“か?天理を喰らう《米子 今粋LABO/彩華ラーメン リスペクト》 - だらずだらじゃず

 

《坦々麺 ブログ紹介》

⑰米子ノ貫『海老煮干坦々麺』麺№30 海老&煮干の、セメントか《米子ノ貫(へちかん)/海老煮干坦々麺》 - だらずだらじゃず


こんな見た目の坦々麺は、ちょっと無い。
き通った“スープに、真っ赤なラー油。

名前どおり「とろ~り」だが、味がしない。
分かるのは、くっきりとした“塩”味だけ。
我“舌“の感覚をうほど、旨味を感じない。
坦々麺だからか、見た目どおり“赤”っぽく少しは辛い。

何年も通い続ける当店だが、こんなの初物。
ベースは豚骨で、当店はかなり濃厚。
でも、豚骨の旨さも感じない。
ただ・ただ、ひたすら味がまぶれつく麺を喰うだけ。

 

 一句

 “虎視眈々 塩坦々麺 々と”


ど肝狙いで通う、今粋LABOの限定ラーメン。
旨さ・不味さは“二の次”、惑狙いの一杯。
ってなことで、今回も期待どおりと言えるようです。

 

№1 Allデンマーク部隊、だったが《(Sweden)アンデルス・ベルクランツ(tp)》

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「アンデルス・ベルクランツ」のレコード紹介です。音符

 

統率力の、Allンマーク部隊だったが。

ラッパが交替し、まだまだコミ足か。

ドラムとの絡みがり、スリルは今イチ。

 

一句

 “Page One レコード枚 Page Two”



①『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ』(90)
《Live At Ronnie Scott's/Page One/Anders Bergcrantz》
アンデルス・ベルクランツ(tp)、トマス・ハス(ts)

エリク・オルム(p)、トマス・ブラックマン(ds)、レナルト・ギンマン(b)。

 

Page One/Thomas Hass Blog紹介
①『Beating Bop』(88)№1 狙い撃ち、間の一瞬《(デンマーク)トマス・ハス(ts)》 - だらずだらじゃず


グループ名は、デンマーク部隊のPage One。

ピアノが、リーダーと思われる。
当グループは①『Beating Bop』を紹介した。
それから2年後、当②ではラッパがスウェーデンのベルクランツにわった。

当グループの聴き処は、テーマの新さ。

そして、アンサンブルの巧さである。
彼らの創り出す音は、緊張感&スリルがある。
残念だが、ラッパが替わり彼のアドリブが浮いてしまった。

特徴は、細く突ん裂く・ハイトーンの連発。
①のラッパとは、かなり表現力が異り角的である。

そんなラッパに、ドラムが絡んでこない。
ハスのテナーとドラムの絡みは抜群なんだが。

新参者のラッパとは、ミがまだまだのようで。
グループの抜きん出る良さが、欠けてしまった。


①のような斬新なテーマは、今回は一曲のみ。
他の曲は長~いアドリブソロが多く、きがきてしまう。

 

長い活動を続けるグループ「Page One」。

①②共にライヴ録音である。
スタジオ録音の、もっと仕りの良い演奏が聴きたいもんです。

 

 一句

 “Page One レコード枚 Page Two”

 

音譜「In The Pool」 最も出来のいい演奏だが、ドラムとのみが残念です。 


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